もっともっとユニポスを浸透させるために、管理職の方々を巻き込んでいきたい!
とお考えの方に「管理職の方々を巻き込むことによる効果」や「巻き込み方」をご紹介します。
■目次
管理職の方々を巻き込むことによる効果
・組織の文化づくりにおいて、管理職の皆様はキーマンです
・「感謝や称賛」の言葉は自己効力感の向上にも
・Uniposで生み出していきたい管理職の皆様起点の好循環
・Unipos活用により、組織よりのマネジメント業務を支援・強化
参加するための5ステップ
・管理職の皆様向け Unipos活用の5ステップ
〇ステップ1:フォロー
・投稿を見逃さないようにするには?
・フォロー機能の活用
〇ステップ2:拍手
・拍手にはどんな意味があるの?
・どの投稿に拍手したらいい?
〇ステップ3:投稿①
・管理職の方々からの投稿の意義は?
〇ステップ4:投稿②
・投稿アドバンスドTips
・理想的な投稿の頻度ってどれくらい?
・感謝以外にどんな投稿が適切か?
・より相手に響く伝え方にするには?
・組織全体に伝わる理想的な文字数とは?
・より伝わる内容構成にするには?
・ハッシュタグはどう使うべき?
・ひいき感を和らげるには?
〇ステップ5:面談の話題として活用する
・投稿履歴を面談やフィードバックに活かす
・おわりに
組織の文化づくりにおいて、管理職の皆様はキーマンです
組織の文化づくりや、従業員の方々のモチベーションを上げていくためには、メンバーをまとめる管理職の皆様の振る舞いがとても重要になります。
なぜなら上司にとってメンバーは複数いますが、メンバーにとって上司はたった一人。
部下のほうが上司のことをよく見ており、組織の雰囲気に対する管理職の影響力は絶大なのです。
実際にUniposの利用データでも、部署ごとの利用率とその部署内の役職者の方々の利用率が相関する結果となっています。
管理職の皆様の振る舞いが、組織を良くするきっかけ・力となることは間違いありません。
「感謝や称賛」の言葉は自己効力感の向上にも
従業員の方々がのびのび働き、成果を出し続ける組織を作り出すために、「自己効力感=自分は困難を克服できる・成果を出せるという自分の可能性の認知」を高めていくことが重要です。
自己効力感を高めるのに「感謝・称賛」の効用は非常に大きく、Uniposで感謝や称賛を伝えたり見せ合ったりすることで、メンバーの自己効力感を効果的に高めていくことが可能です。
Uniposで生み出していきたい管理職の皆様起点の好循環
組織文化や雰囲気作りに大きな影響力があり、従業員の方々から注目されている管理職の皆様だからこそ、組織の「望ましい行動を増やす」起点となることができます。
まずは管理職の皆様目線で「特に称賛できる行動」を可視化・褒めることで、下記のような好循環が起き、巡り巡ってそのような行動を組織内に増やしていくことができます。
Unipos活用により、組織よりのマネジメント業務を支援・強化
Uniposを活用し、称賛や褒めるメッセージをメンバーに伝えていただくことにより、メンバーの「自己効力感」やモチベーションの向上、組織の方向性の伝達や“望ましい行動”を促進することができます。
それはつまり管理職のマネジメント業務の中でも、メンバーマネジメントやビジョンマネジメントなど、組織寄りのマネジメント業務を支援し強化していくことだと考えています。
管理職の皆様向け Unipos活用の5ステップ
Uniposの効果的な活用にはいくつかのステップがあります。
まずは投稿を見るところから、1つずつステップを進めていきましょう!
~ステップ1:フォロー~
投稿を見逃さないようにするには?
■フォロー機能
通常のタイムラインとは別に、特に閲覧したい人をフォロー設定することによって、自分だけのタイムラインを作成することができる機能です。
■自分がフォローしている人は他人にはわかりません!安心して活用ください。
■最大40名までフォローできます。
■フォロー機能に表示される投稿
フォローしているユーザーが 他の人に送った or もらった 投稿
フォローしているユーザーが あなたに送った or あなたが送った 投稿
フォロー機能の活用
部署フィルタを使っても拾いきれなかった部署を跨いだ人ベースでの絞り込みがフォロー機能を活用することで簡単にできるようになりました。
未読がある場合は未読件数も表示されますので特に貢献を見つけたい、メッセージを見たい人の投稿を見逃さずチェックできます。
フォロー機能 ヘルプページ:https://support.unipos.me/hc/ja/articles/900005488526
〇アクション
まずはフォロー機能を用いて部下やPJメンバーをフォローしてみましょう!
どのようなことを頑張っているのか、どのような貢献をしているのか、見逃さずにチェックし
活躍を知りましょう。
~ステップ2:拍手~
拍手にはどんな意味があるの?
拍手を送ると投稿をもらった人・送った人に共有され、通知されます。
投稿よりもよりカジュアルに、一人ひとりの頑張りを見守っている / 内容に共感している意思を示すことができます。
拍手回数は最大60回(60回×2人分=120pt)まで、回数が多ければ多いほど
より共感/賞賛の気持ちが強いことを表すことができます。
どの投稿に拍手したらいい?
自分が気になった「素敵だな」と思う投稿はもちろん、ピックアップタイムラインに流れてくる、特に文字数が多く質の高い投稿を発見し、拍手することもおすすめです。
■ピックアップタイムラインとは
機械学習を用いてUnipos利用中全企業のデータと比較し、拍手が集まりやすそうな投稿※ を個別でピックアップする機能です。
※拍手がつきそうな文章であるか / 投稿文字数 をもとに判定
〇アクション
まずは部下やPJメンバーがもらった投稿に拍手をしてみましょう。
「自分の活躍をみてもらえている!」と感じることができ、モチベーションの向上につながります。
慣れてきたら、フォローしている人以外にも拍手を送ってみてくださいね!
~ステップ3:投稿①~
管理職の方々からの投稿の意義は?
投稿をすることで、より一人ひとりの貢献を認めることができることはもちろん、タイムライン上で他の社員も閲覧することで、「どのような行動が組織としての“望ましい行動”なのか」ということを、間接的にも伝えることができます。
投稿する際は0pt~120ptまでポイントを添えることができ、ポイント数が高ければ高いほど気持ちが強いことを表すことができます。
〇アクション
拍手ができたら次はいよいよ投稿をしてみましょう!
投稿のアドバイスは以下よりご紹介します
~ステップ4:投稿②~
投稿アドバンストTips
Uniposで投稿を行い、より効果的に組織文化づくりやメンバーのモチベーションアップ、“望ましい行動の増幅”を狙っていくなら、投稿の量と質についての観点をお持ちいただくと活用の幅が広がります。
■量の観点:
・投稿の頻度はどのくらいが適切か?
■質の観点:
・投稿ネタのバリエーションはどんなものがあるのか?
・どんな伝え方の文章だと、もっと相手に伝わるか?
・タイムラインを見ている他部署や関わりのない人にも活躍や学びを共有し、組織全体に知ってもらうにはどういう書き方がよいか?
理想的な投稿の頻度ってどれくらい?
理想的な投稿頻度は5回/月以上程度です。
管理職から、自部署メンバーに月に5回以上投稿を行っている部署では、その組織の「心理的安全性」が優位に向上しているというデータが明らかになりました。
■組織の「心理的安全性」とは
「属する組織に対して一人ひとりが“ありのままの自分でいても大丈夫”と思えている状態」のことです。組織の学習サイクルを早め、より高い成果を上げることに影響する因子です。
〇アクション
まずは頻度を考えず、部下やPJメンバーにライトな感謝などのユニポスを送ってみてください。
感謝以外にどんな投稿が適切か?
導入初期は特に感謝=ありがとうの文脈に偏るお客様も多いですが
“望ましい行動を増やす”ためにも、投稿の幅を広げることを意識しましょう!
感謝の投稿例
慰労+激励の投稿例
〇アクション
初めて送るユニポスは内容を深く考えてしまいがちですよね。
しかし考えすぎてしまうことで、今後の投稿のハードルが上がってしまうかもしれません。
まずは歓迎やライトな感謝を伝えてみてはいかがでしょうか?
下記のページでは投稿のコツを内容ごとにご紹介しています!実際の投稿例を用いているのでとてもわかりやすくなっています
より相手に響く伝え方にするには?
せっかくユニポスをもらっても、文章によっては否定的にとらえられてしまうことがあるかもしれません。
例えばAさんに「Bさんは仕事が速いですね」と褒められた場合、Bさんは「そんなことはない」と否定できてしまいます。
しかし、Aさんが「Bさんが対応してくれたおかげで助かりました」という伝え方をすると、BさんはAさんの主観の意見を否定することができないため、素直に受け入れやすくなります。
〇アクション
感謝や賞賛を送る場合は、送る相手がどうであったかよりも「その人の行動によって自分や組織がどうなったか」を伝えると受け入れてもらいやすいですが、初めは深く考えすぎず、まずは皆様が思うとおりに投稿をしてみてください
慣れてきたら意識してみると、より伝わりやすい投稿になるでしょう。
組織全体に伝わる理想的な文字数とは?
メンバーに響き、他部署も含む組織全体により良い変化をもたらすには、徐々に量(投稿回数/頻度)から質(伝わる投稿かどうか)の充実シフトをしていくことが重要です。
※伝わる投稿=第三者が読んでも背景がイメージできる投稿。目安は60文字程度です。
背景がしっかり伝わると、他部署や組織全体にもよい話題を共有することができます。
どんなシーンで / 何が良かったか / 自分(上司)はどう感じたか、投稿の中で具体的に伝えられると◎
※文字数はあくまでも参考であり、文字数の多い投稿が優れていて短い投稿は良くないというわけではありません。文字数にとらわれてしまい、投稿しにくくなってしまうと本来の目的を見失ってしまいます。困った時の目安程度にご参考になさってください。
より伝わる内容構成にするには?
送る相手の行動や結果の奥にある価値観やスタンスに触れましょう!
⇒ より伝わる・刺さる投稿になる
⇒ メンバーのモチベーションが上がる、行動が変わる
⇒ 理想のチーム・組織に近づいていく
「そうは言ってもなかなか褒めるところが見つからない…」
期待値通りのアウトプットの場合は無理に賞賛する必要はありません。
不自然にならない範囲でポジティブなメッセージを伝えつつもう一段階のレベルアップを促しましょう。
ハッシュタグはどう使うべき?
会社や組織として大切にしたい価値観や行動指針(バリュー)をハッシュタグとして付与して投稿することで、行動指針がメンバーの目に触れる機会を圧倒的に増やすことができます。
〇アクション
ハッシュタグとしてあらかじめバリューが設定されているため使用しやすいです!
ユニポスを送りたい部下やPJメンバーの行動に当てはまるバリューを選択して送ってみましょう!
もちろん、オリジナルのハッシュタグを作成してみるのもアリですよ
ひいき感を和らげるには?
特定の人に投稿を送ることで、“ひいきしている”という印象とならないかを懸念される管理職の方も多いと思います。そのような場合は引用投稿がおすすめです。
■引用投稿とは
他のメンバーの投稿を引用し、投稿することができる機能です。
既に投稿されているとびきりの活躍をピックアップしたい時におすすめです。
〇アクション
「特定の人にユニポスを送るとひいき感が出てしまいそう」とお考えの方は引用投稿を活用してみましょう。
部下やPJメンバーに送られた投稿を引用し、ご自身の言葉で改めて感謝や称賛を送ってみてください。
すでに別の人から送られている内容なので他の人も納得できます!
引用投稿の仕方は下記のページでご紹介しています!
~ステップ5:面談の話題として活用する~
投稿履歴を面談やフィードバックに活かす
過去にもらった投稿を改めて閲覧した上で面談をすることで、より「納得感のあるフィードバック」や「成長ポイントの提示」を行い、フィードバックの質を向上させることができます。
①各メンバーの個人ページからもらった投稿を開く
②任意の並び順、投稿期間を選び絞り込み
③面談時のエピソードとして活用
〇アクション
投稿ができたら、プラスαとして部下やPJメンバーがもらったユニポスを面談に利用してみましょう。
それぞれの活躍を個人ページから振り返ってみてください。
ユニポスをもらっていることがすべての活躍というわけではないですが、活躍の一部として目に見えづらい貢献も含め評価・フィードバックすることができます!
おわりに
いかがでしたでしょうか?
管理職の皆様を巻き込むことは、ユニポスを全体に浸透させることに大きな影響を与えます。
管理職の皆様を巻き込むためには、
・なぜユニポスに参加するべきなのか、どのような効果があるのか
・どのように参加していったらよいか
ということを説明し納得して段階的に行動に移してもらうことが大切です。
このページが、管理職の皆様にユニポスを使用してもらえるようになり、従業員の皆様に浸透させるための一助となれば幸いです