いつもUniposをご利用いただきありがとうございます!+39
今回は投稿内容についてお悩みの方向けの施策をご紹介いたします。
Uniposの理想の投稿って?
- 「Uniposを導入したが、使われ方が正しいのかわからない…」
- 「『ペン貸してくれてありがとう』『お土産ごちそうさま』も大事なコミュニケーションだけど、もっと仕事や色んな貢献・行動にも送ってほしいなあ…」
- 「Uniposの運用担当を引き継いだけど、そもそもどういう方向性で運用したらいいの?」
- 「名投稿まとめでなにを選んだら良いのかわからない」
- 「表彰をやってみたいけど、何をどうしたら?」
などの悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんでしょうか。
「Uniposをもっと組織づくりに貢献できるような使われ方があるのではないか?」
今回は導入目的に沿った投稿、いわゆるUniposを組織づくりの一環として利用するために積極的に促進していくと良い投稿と、その増やし方をまとめました。
💡 ご注意です!
Uniposは従業員の皆様一人一人が自発的に使いたくなるようなツールであることが、組織やを長期形成していくには理想です。
今回ご紹介するのはあくまで組織の目的別に沿った積極的に増やすと良い投稿です。
企業様によりますが、むやみにこれ以外の投稿をあえて減らす、投稿のハードルをあげすぎてしまう、投稿内容を強制したりダメ出しする、というような運用になってしまわないよう気をつけましょう。
目次
〇はじめに
〇導入目的に沿った投稿の増やし方
①理想の投稿を協力者でまず送るようにし、浸透を狙う
②「名投稿まとめ」を有効活用する
③表彰制度で盛り上げる
〇導入目的別の理想的な投稿の例とポイント
・社内コミュニケーションを活性化させたい
・称賛文化を醸成したい
・バリュー・行動指針を浸透させたい
・部署間の協力を促進したい
・評価・給与・表彰制度を見直したい
・拠点を超えてチームワークを強化したい
・モチベーションを向上させたい
・エンゲージメントを上げたい
・フィードバックをし合える文化にしたい
・心理的安全性をはぐくみたい
・中間マネジメント層を育成したい
・お客様の声をシェアしたい
はじめに
なぜ理想的な投稿が増えることが大事なのか?
Uniposをご導入いただいたお客様の多くは導入いただいた目的がそれぞれあるかと思います。
「社内コミュニケーションを活性化させたい」、「賞賛文化を醸成したい」、「バリュー・行動指針を浸透させたい」など…
または使ってみてから、思わぬ効果が出たのでそこを伸ばしたい、というパターンもありますね。
しかしUniposを運用する目的、期待する効果が曖昧だと投稿内容が薄れてゆき、投稿する側も飽きてしまったりツールに存在意義を感じなくなることでせっかくの組織づくりの一貫として効果を発揮できる手段のひとつを持て余してしまいます。
例えば、社内で部署間の交流が少なくそれぞれが孤立してしまっているという課題があった場合、Uniposの導入目的は「部署間でのコミュニケーションの活性化」になります。
しかし、実際の投稿をみてみると、同じ部署内でばかりやりとりされていたとなると、これでは「部署間でのコミュニケーション活性化」という導入目的に沿わず、各部署の孤立の改善という社内課題は解決されないままになってしまいます。
自発的に従業員の皆様が投稿率高く利用してくれている場合は心配ないかもしれませんが、忙しくて投稿し忘れてそのままになる・人が増えて浸透していたUniposの使い方や方向性が薄れる・時間が経って飽きてきてしまうなど、うまくいっていても、こういった予兆を察知した時に手を打てるようにすることが大事です。
Uniposにおいて導入目的に沿った投稿を増やすことは、各企業様の掲げた社内課題や組織づくりを長期的に形成していく効果を期待できます。
運用担当を引き継いでこれから運用していく方、導入から時間が経っていて目的意識が薄れてきた方、組織の状況的に変えた方がいいと感じている方などいらっしゃると思いますので、改めて組織が目指したい状態や、その中でどう効果的にUniposを活用すべきなのか?今一度振り返ってみてください。
導入目的は時間が経つにつれて曖昧になってしまったり、そもそも組織の状況に応じて変化したりすることも多いので、日ごろ振り返りながら運用することも大切です。
導入目的に沿った投稿の増やし方
①理想の投稿を協力者でまず送るようにし、浸透を狙う
「こういう投稿もありなんだ、自分もその時送ってみよう!」
実際の投稿に勝るお手本はありません。
同じ会社内であれば参考にしやすく、風潮としても乗っかりやすいというメリットがあります。また投稿が多いということは自分のおくった投稿が目立ちすぎるのを嫌う人でも、安心して送ることができるというメリットもあります。
まずは導入推進者、現場浸透者、管理職や影響力のある方、それぞれの部でUniposを積極的に使ってくれそうな方に声がけし、率先して投稿をしてもらいましょう。
投稿内容は既に普段から送っているものに加え、あとでご紹介する「導入目的別の理想的な投稿の例とポイント」から「こういう投稿もありだね」と使い方の幅を広げていただくとよいでしょう。
先ほど強制やプレッシャーはよくないと案内しましたが、組織づくりのツールとしてUniposを活用したいという目的意識の高い方にはこのように協力する事はその限りではありません。
②「名投稿まとめ」を有効活用する
Uniposには、良かった投稿をまとめことができる名投稿まとめという機能があります。
名投稿まとめに理想的な投稿を積極的に載せることで特にお手本となる投稿を目立たせておくことができます。
また名投稿まとめにはコメント機能があります。管理者権限を所有する人ならコメントを付けることが可能です。どのような点がその投稿の良かったところなのかを示すことで、見た人が納得して理想的な投稿をしてくれるようになります。
また、送った人も名投稿まとめに乗ると送ることへの自信につながります。
送った人の偏りや濃い内容ばかりでなくカジュアルな投稿もバランスよく選出しつつ、特に増やしたい投稿を適度にまとめて活用してみてください。
③表彰制度で盛り上げる
導入目的に合った投稿内容を促進する施策の一つとして効果的なのは表彰制度です。
日々の投稿がタイムラインに流れることで良い投稿がオープンに皆様の目につくだけでなく
表彰という形でも紹介をすることで、組織の推奨する行動をより効果的に全社に発信することができます。
下記では、具体的に表彰を実施するために必要なデータの取り方をご説明します。
🏆 表彰者の絞り込み方例 🏆
🎖最も多く投稿をした人(理由:投稿回数が多い人は、称賛文化醸成に貢献したため)
①メンバーごとの統計で期間を指定しCSVをダウンロード
②K列(投稿した回数)を降順にソート
③投稿した回数が多い人をピックアップし自社にあったスタイルで表彰を実施
🎖最も多く拍手の集まった投稿をもらった人(理由:賞賛に値する行動をしていたため)
①投稿一覧の拍手ランキングで期間を指定しCSVをダウンロード
②H列(拍手された回数)を降順にソート
③最も拍手された回数が多かった人をピックアップし自社にあったスタイルで表彰を実施
🎖最も多く拍手した人(理由:拍手回数が多い人は、賞賛文化醸成に貢献したため)
①メンバーごとの統計で期間を指定しCSVをダウンロード
②G列(拍手したポイント)を降順にソート
③拍手したポイントが多い人をピックアップし自社にあったスタイルで表彰を実施
🎖最も多くバリューハッシュタグ付の投稿をもらった人(理由:多くのバリュー体現をしたため)
①投稿一覧のハッシュタグごとに集計で期間を指定しCSVをダウンロード
②G列(ハッシュタグ)の該当ハッシュタグの数を集計
③該当ハッシュタグの数の多い人をピックアップし自社にあったスタイルで表彰を実施
関連ページ
Unipos:ハッシュタグごとの集計
ヘルプ:チームハッシュタグについて / ハッシュタグごとに集計 とは
導入目的別の理想的な投稿の例とポイント
ここでは導入目的や組織づくりのために推奨したいカルチャーの方向性ごとにおすすめの投稿例をまとめました。もちろん投稿内容はこれに限ったものではございませんので、既にされている運用にプラスで取り入れることができそうなものがあれば、ご活用いただけますと幸いです。
導入目的に合わせて具体的にどのような投稿が望ましいのかを提示することで、従業員の皆様の投稿の道しるべになりますが、あまり気を張りすぎずにカジュアルな投稿もガッツリした投稿もどっちもするように意識すると、従業員の皆様も気負いせずに追従することができます。
以下では導入目的別に具体的な投稿のコツをご紹介します。
導入目的
・社内コミュニケーションを活性化させたい
・賞賛文化を醸成したい
・バリュー・行動指針を浸透させたい
・部署間の協力を促進したい
・評価・給与・表彰制度を見直したい
・拠点を超えてチームワークを強化したい
・モチベーションを向上させたい
・エンゲージメントを上げたい
・フィードバックをしあえる文化にしたい
・心理的安全性をはぐくみたい
・中間マネジメント層を育成したい
・社内コミュニケーションを活性化させたい
社内コミュニケーションの活性化が目的である場合、
・カジュアルな投稿で活発にさまざまなやりとりがされている状態
・気軽に感謝や称賛、労いや激励が送りあえる状態
である必要があり、メンバーの自由意思でなるべく多く投稿してもらうことが重要です。
これはそもそものUniposの利用促進の方法でもありますが、通常の感謝・称賛の投稿に加えジョークの入った投稿や、誕生日を祝う投稿などカジュアルな投稿の仕方を紹介すると、気軽に投稿してよいということが伝わり、投稿数が増えて社内コミュニケーションが活性化されます。
ポイント
・カジュアルを推奨(小さな感謝、小さな称賛、ジョーク、ウェルカム、誕生日)
・文字数は多くても少なくてもOK
・「ポジティブなものならなんでもOK」など、基本の使い方をしっかり浸透させる
・称賛文化を醸成したい
称賛文化を醸成したい場合は、上司から部下だけでなく、部下から上司など立場関係なく気軽に称賛したいことを送りあえることが大事です。日常的に投稿することを意識しましょう。
文字数が多いことを推奨してしまうと毎回の投稿の負担が増えて逆効果なので、短文も歓迎された雰囲気づくりも大事にしましょう。
ポイント
・日常的な称賛
・文字数にこだわらない(多くても良いし、少ないからだめという風潮にしない)
・バリュー・行動指針を浸透させたい
バリューや行動指針に沿ったチームハッシュタグのついた投稿が増えることで、それぞれのバリューや理念を体現した具体的な行動とは何か、というのが全体に発信されていきます。
そのためにはチームハッシュタグを設定し、導入推進者や現場浸透者が投稿の際にチームハッシュタグをつけたり、社内にチームハッシュタグの存在や付け方を周知するなどしてみましょう。
ポイント
・チームハッシュタグを積極的に使用してもらう
・使いやすいチームハッシュタグを設定する
・それぞれのチームハッシュタグがどういう意味なのか、どういう時に使えばいいのかが分かる状態にしておく
参考
・チームハッシュタグについて
https://support.unipos.me/hc/ja/articles/360031502991
・チームハッシュタグ設定画面
hhttps://unipos.me/management/team_hash_tag
・部署間の協力を促進したい
部署間での協力を促進したい場合は、下記のように部署間でのやり取りを内容を多く投稿していくとよいでしょう。部署間となると部署内での投稿と比べてハードルが上がってしまうはずですが、カジュアルなものも歓迎という雰囲気づくりをすることで、部署間のやり取りを気軽に投稿しやすくなります。
また人数が多く、従業員の皆様は他部署に知らない人も多いという場合、投稿の始めに部署などの自己紹介を加えると、投稿した人がどこのどのような人なのか誰にでもにわかりやすくなります。
さらに、ハッシュタグで「#部署を超えて」などを作成し使用すれば部署を超えた連携が大切ということが従業員の皆様に伝わります。
ポイント
・部署間のやり取りの内容
・カジュアルなものもOK
・文字数は少なくてもOK
・人数が多い場合は自己紹介を加える
・「#部署を超えて」などを使用し推奨
・評価・給与・表彰制度を見直したい
評価、給与、表彰制度にUniposを活用している場合は、とにかく投稿数を増やしメンバーの働きをみえる化する必要があります。内容のバリエーションが増えることで投稿しやすくなります。
面談や1on1でUniposを送ったりもらっている場合にピックアップして話題に出すことも有効です。
また、成果が数値化されず目に見えない働きを可視化したい場合は、定性的な称賛を歓迎する雰囲気づくりも大切です。
さらに「#縁の下の力持ち」など普段見えづらい貢献をされている従業員の方向けに使いやすいチームハッシュタグを設定し、働きを共有することの日常化を目指しましょう。
ポイント
・様々な内容の例を提示
・カジュアルなものでも、熱い想いのものでもOK
・文字数も気にせずに
・成果として数値化できない働き
・「#縁の下の力持ち」など使用
・拠点を超えてチームワークを強化したい
拠点を超えたチームワークを強化したい場合は、日ごろの数多くのオープンなコミュニケーションを行うことが大切です。気軽に多くの投稿ができるよう、文字数や内容などなるべく設定をを設けずに活用してもらうことがポイントです。
さらに従業員の皆様が投稿をしやすくなるように、導入推進者や現場浸透者の方々も日常的な投稿をたくさん投稿してみてください!
ポイント
・日常的なもの
・文字数は気にせず
・導入推進者や現場浸透者の方々もたくさん投稿
・モチベーションを向上させたい
モチベーションを向上させたい場合は、下記のような熱い思いを語るような内容を提示するとよいです。熱い思いを受けると、頑張ろうという気持ちに火が付きますよね!
また、「一体感」や「連帯感」を感じてもらうことも効果的という事例もあります。チームで何かを成し遂げた際にその旨の投稿があるとチーム内の人は一体感や連帯感を感じてモチベーションの向上につながりますが、それだけでなくそれを見たほかのチームの人にも対抗心が生まれ、モチベーションが向上します。
ポイント
・熱い想いの内容
・何かをチームで成し遂げたときの投稿
・エンゲージメントを上げたい
エンゲージメントの向上には、やはりユニポスをより多く活用してもらうことが効果的です。そのため、とにかく投稿数を増やすことが最適です。この施策一覧にある様々な内容・構造例を参考に提示してみましょう。内容のバリエーションが増えることで投稿しやすくなります。
また個人よりもチームで動く機会の増える部署間の連携が効果的であるという事例もあります。
「部署間の協力を促進したい」の項目もぜひご覧ください。
ポイント
・様々な内容の投稿
・文字数は気にせずに
・部署間で投稿をしやすく
・フィードバックをし合える文化にしたい
Uniposで業務やアクションの改善、フィードバックのやりとりを期待する場合、周りも参考にしやすいフィードバック内容が記載された投稿をすることがポイントです。
送る相手に対してやる気を高めるような書き方をするのはもちろん、それを読んだ人にも学びになるような内容になるよう背景を簡単にでもイメージできるようにまず記載します。
また具体的にどういうところが特に賞賛に値するのかを明記するのは本人にとってももちろん大事なポイントになります。
また、下記の例のようにネクストアクションで期待することとして、「これをしたらより良くなる」アドバイスを沿えており、業務の質を高める効果にもなります。
ポイント
・賞賛したいアクションの背景を説明
・賞賛したいアクションの具体的にナイスだったポイントを説明
・ネクストアクションでの期待も記載
・心理的安全性をはぐくみたい
心理的安全性は「間違いを認めても大丈夫」「助けを求めても大丈夫」「意見を言っても大丈夫」というようにありのままの自分が承認されることではぐくまれます。
カジュアルなものでも熱いものでも、とにかく感謝・賞賛を送り合うことで組織内で承認されたという意識が芽生え、それによって心理的安全性が保たれます。
ポイント
・感謝、賞賛の内容
・文字数は気にせず
・中間マネジメント層を育成したい
中間マネジメント層の育成には、その人が、他の人に対して行ったフィードバックを確認することが必要です。
部下のどのような点を褒め、どのような点をアドバイスしているのかがわかる内容を投稿してもらうことが大切です。
また成果が目に見えないポジションのメンバーの働きをみえる化することも中間マネジメント層の育成に必要になります。
導入推進者や現場浸透者の方々がこのような投稿を多くしていくだけでは、従業員の皆様に伝わらない可能性があるため、発信していくとより効果的であると考えられます。
ポイント
・褒めている点、アドバイスしている点がわかる内容
・成果が数値として見えにくいメンバーの働きを中心に
・お客様の声をシェアしたい
接客時、お客様から「この前は○○さんに大変よくしていただきました」など同僚へのお褒めの言葉を頂戴することや、SNS上で「このデザイン作った人すごい!」などのつぶやきを目にすることってありますよね。お客様に認められた時の嬉しさというのは言葉に表しきれないものがあります。
そんな場面に遭遇・見かけた時にUniposで紹介してあげる文化があると、自社の商品やサービスが社会にどのように貢献できているかの実感を個人だけでなく社全体で肌で感じることができます。
ポイント
・「#お客様の声」などシェアする時に使いやすいチームハッシュタグを作る
・一緒にバリューや理念などの関連するチームハッシュタグも使えるようにしておくとGOOD
参考
またこちらは「ユニポス投稿のコツ」の記事で様々な場面によるユニポスの投稿の仕方を伝授しています!
こちらも参考に具体的な投稿を考えて発信してみてください!